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写真は実体よりも歪んで写っている!?
こんにちは雫/SHIZUKUの池田です。
赤ちゃんや子供はもちろん、スマホで写真をきれいに撮りたいと思っている人に全員に知ってもらいたい方法をお伝えしていきます!!
皆さんがスマホやカメラで撮っている写真、実は歪んでしまっていることを知ってますか!?
知っている方はNice!です。
それでは実際はどこがどう歪んでいるか調査してみましょう!
下の写真はiPhone7でエクセルの細かいマス目を撮った写真です。
見やすいように中央に十字線と2×3の長方形を配置しています。
それから、中央と右上の四角の形をオレンジ色で塗ってみました。
さて、写真中央部のマスの形と、周辺部のマスの形を比べてみましょう!
周辺部は明らかに形が変形してしまっている、歪んでしまっていることがわかりますね!
大袈裟に表現すると下図のような感じになります。
この歪みをカメラ用語で「樽型歪曲/タル型」と言うそうです。
視野の広いレンズ(広角レンズ)を使用した時ほど強い樽型写真になります。
通常のスマホで撮る写真は広角ではなく、肉眼の視野に近い標準レンズではありますが、どうしてもレンズの構造上の問題で画面周辺で歪みが発生してしまうみたいですね!
では、スマホや広角レンズで実際に赤ちゃんや人物をとってみるとどうなるでしょう!?
何となくわかりましたでしょうか?
これらはイメージですがスマホや広角レンズで写真を撮るとこんな感じに膨らんで撮れてしまってるんです!!
歪みを解決するには!?
スマホ写真の歪みを解決する方法は3つ
①ズームして写真を撮る・・・歪みは減りますが写真が粗くなるのでお勧めできません
②ソフトで歪みを補正する・・・面倒な作業ですので止めましょう
③あまり歪みが気にならないように撮る☆
皆さんはどうしますか!?
私は③あまり歪みが気にならないように撮るを選びます☆
さぁ、今回はここまで。
写真は歪むという事を分かって頂けたのではないでしょうか。
次回は③の方法についてお話していけたらと思いますのでまた是非見に来てください!
因みにこちらは一眼レフの広角レンズを使い、敢えて樽型を強調した写真。
撮り方によってはカッコいいですよね!
「歪むのなら 活かして見せよう 撮り方で」
ズバッと!用語解説【広角レンズ】【樽型歪曲】
細かい言葉の意味は知らなくても大丈夫です!
より深く知りたい方向けに用語解説いたします。
※Canonより言葉を引用しています。
【広角レンズ】
広角レンズは遠近感が強く、近くのものは大きく遠くのものは小さく写る特徴があります。
また、周辺部は画像が歪むので、人物を撮影する場合は顔が歪まないようになるべく人物を画面中央に顔を配置して、歪みを最小限に抑えるといいでしょう。
【樽型歪曲】=歪曲収差
収差とは、レンズで発生するわずかな結像のズレのことで、一般的にはこの収差の少ないレンズがいいレンズと呼ばれます。
収差にはさまざまな種類がありますが、おもな収差に歪曲収差(わいきょくしゅうさ)があり、広角レンズでは樽形にふくらむ樽型収差が発生しやすく、逆に望遠レンズには糸巻き型に凹む糸巻き型収差が発生しやすくなっています。 たとえば、レンガ造りの壁に向かって撮影すると、真っすぐなはずの線がふくらんで、とくに周辺部が樽型に見えることがあります。
雫/SHIZUKUの個人レッスンは5000円/60分
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